医療法人社団いちご会 美加レディースクリニック

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2019.06.21

 

「妊活中に便秘解消・改善の生活習慣を!!」

 

皆さんこんにちは(^^)/

6月になっても寒くなったり暑くなったり温暖差があります。体調管理には気を付けましょうね!(^^)!

私は2019618日ウイメンズヘルスセミナーに参加してきました。

テーマは「女性のライフスタイルと排便障害」~慢性便秘症の治療を中心に~。

女性には便秘でお悩みの方がたくさんいると思います。私自身もその一人。薬なしではお通じがいつ起こるか分からなかったり、飲んでいてもお通じがなかったり。

今回、慢性便秘外来のある、札幌いしやま病院の河野由紀子先生の貴重なお話を聞くことが出来ましたので、ぜひ参考にして下さい。


①便秘と言っても便秘が起きている場所をみつける必要があります。

 「大腸型」「直腸型・肛門型」に分類され、更に「器質的原因」「機能的原因」に分類され、、、と難しい。要するに「便秘外来」を受診して、問診・精密検査を受けて初めて分かる事。

 自分がどこに排便障害があるかをしっかり調べることが、便秘改善の近道になります(^^

 

②便秘薬には色々な種類があります。大きく分類すると、お腹が痛くなりにくく、クセになりにくい「非刺激性」と腸の運動を活発にするために腹痛を伴うことのある「刺激性」です。

 刺激性は市販薬にもあるダイオウやセンナ等の成分の薬です。便が大腸を通過する時間が短くなるので一時的な排便効果。大腸に便が溜まっていなければ効果は十分に発揮されないようです。

 非刺激性でよく使われるのが酸化マグネシウム。妊娠中にも内服できます(^^)v

 酸化マグネシウムは便に水分を吸収し膨張させ、膨張した便が腸に刺激を与えて排便を促してくれます。

 それでも効果が得られない場合は、食物繊維製剤や乳酸菌製剤を組み合わせたりするので、専門の先生に自分に合った薬剤を処方してもらいましょう(^^)/

 酸化マグネシウム以外にも消化管運動を亢進させて、排便を促す製剤や、2歳から内服できる腸内管の水分量を増加して排便を促す新薬もあり、妊娠中にも内服できるそうです(^^)/

 

③便秘予防・改善の生活習慣を!(^^)!

 ・朝食はきちんと「毎日」摂る事!

 ・食物繊維や水分をしっかり摂取する事!

 ・食事だけではなく、適度な運動をする事!

 ・排便リズムをつける為に、毎日決まった時間にトイレに座る習慣をつける事!

 ・排便姿勢は「考える人」!

 (肛門を締め付ける筋肉が緩み、直腸と肛門が便をより出しやすい位置関係にする姿勢)ただ座るのではなく姿勢も大切なのですね。考える人ですよ!!(*^^*)


まとめ。便秘と言っても排便回数だけではなく、自分が満足できない場合も便秘症といいます。自分がどこで排便障害を起こしているのか、どのタイプの便秘なのか専門医にしっかり問診・精密検査をしてもらい、自分に合ったお薬を処方してもらい、便秘の悩みを解消しましょう。大腸がんの早期発見にもつながります(^^

 

婦人科ではなかなか聞くことのできないお話で、とても勉強になりました。ありがとうございました。

 

便秘に悩むIVFコーディネータ 44歳(-“-)

 

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